7月8日、9日
岩手県陸前高田市、大船渡市へ
震災から丸6年、小5だった彼らは高校生になり
どんな時間を過ごしているのでしょうか。。
(社)児童夢基金が支援してきた卒業アルバム復元、
運動会ベンチ支援、全国から集まった楽器寄贈プロジェクト、リアスリーグ応援など。
その後の経過視察と課題を考えるべく取材に参りました。
★7月8日 6年ぶりに校庭が戻って来た猪川小学校にて
入学時から校庭が使えなかったバレー部 現小6女子インタビュー。
「広くなった校庭で鬼ごっこが好き!将来の夢は保育士、パティシエ、トリマーになる事。校庭に遊具が欲しい」
元気な野球児5人は
「校庭で野球が出来て嬉しい!リアスリーグ出たい」
猪川小 立花先生は「ようやく休み時間に子どもたちの歓声聞こえるようになり大変嬉しい!」と。運動不足が原因で病気や怪我が多くストレスを抱えてきた子どもたちの環境が
少しづつ改善される事を願います。
少しづつ復興の兆しが見える地域もある中、海岸線は13mの防波堤がそびえ
道路から全く海は見えない状態。
山からベルトコンベアで運ばれた土が積まれ今後住宅予定となる。
元末埼小 小笠原先生は「高田は6年前の街と全く違う景色になりました。
若い人が戻って来れる街であって欲しい」と話します。
そして、「津波で全て失った娘たちにとって復元された卒業アルバムは大切な嫁入り道具なのです」と加えました。
★7月9日 大船渡市民会館(リアスホール)にて
全日本吹奏楽コンクール岩手県大会予選。
4年前 大船渡市立第一中学校に寄贈したインフォニウム2台チューバ3台が使われた。
それらの楽器を奏でた中3女子インタビュー。
「とても温かい優しい音色なのです。卒業した先輩が大切にメンテナンスをして渡してくれました。
私達も大事に後輩へ引き継ぎたいです」
と笑顔で話してくれました。
大船渡第一中吹奏楽部は本予選を金賞で突破した!↓
(大船渡第一中HP8月10日掲載)
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※夢を叶える為に頑張っている
小林敬正くんのメッセージをご紹介します
↓
時の流れははやく、震災から6年が経ちました。
当時、高校生だった私はいま、医師という夢にあと一歩のところまで来ています。
私はまだ学生で、地元の同級生たちはもう立派な社会人。
もはや先輩のように思えます。
たまに、その仲間たちと盃を交わしながら語らうことがあります。そんなときに皆さまから作成をご支援していただいた卒業アルバムを引っ張り出してくると、話が盛り上がるものです。
それぞれ道は違えど、互いに切磋琢磨しあう。
挫けそうになったら助け合う。
そして何処で暮らしていても、いつも心に故郷を想っている。
そんな仲間たちを僕は誇りに思います。
医師として、ふるさとのためにできることは何だろうか?
私なりの信念をしっかり持って、これからも頑張っていくつもりです。
岩手医科大学医学部6年
小林 敬正
posted by yumyum at 10:17| 東京 ☀|
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